当サイトでは、学生ローンのマナー、接客態度、利用者側のモラルについて解説していますが、ここでは少し違った角度で学生ローンを見直してみたいと思う。
まずは学生ローンの勧誘はどういった方法で行われているのか、とてもではないが接客マナーは褒められたものではないので、商品価値や他の何かであることは間違いなさそうだ。
第一に挙げられるのがインターネットだろう。
これだけパソコンやスマートフォンが普及している現代社会において、これほど頼れるツールはないと言って良いだろう。
ただし、インターネットによる集客は検索エンジンで上位表示を果たさなければならず、それができなければ単なるお飾りにすぎない。
検索エンジンで上位表示を果たすには、SEOという手法が必須となる。
しかし、人為的なSEO手法は検索エンジンに目を付けられ、一たびペナルティを喰らうと、抜け出す事が非常に困難となる。
一度この地獄に陥ると、ビジネスサイトでは致命傷となりかねない。
最近話題のペンギンアップデートでは、一度捕獲されると復活はかなり難しい。
個人が運営する「比較サイト」などでは、ドメインを変えて再出発も可能だが、学生ローンの専門業者となるとドメインの変更は容易ではない。
まず一つに、ドメインやメールアドレス等、貸金業法で届出が義務付けられており、これらを変更する必要があること。
第二に看板や印刷物などにURLを印刷してしまっているケースがほとんどで、これらを全て刷新する必要があること。
そしてこれが一番厄介なのだが、いきなり旧サイトを閉鎖して新しいドメインに切り替えるのも様々な諸事情により難しい。
よって、暫くは併用となるのだが、全く同じコンテンツを別のURLで運営した場合、今度はパンダアップデートの餌食となる危険性がある。
したがって、内容を変えたコンテンツで運営する必要があるわけだが、これがなかなか難しい。
というのも、貸付条件の表示や個人情報の取り扱いなど、法令によって必ず表示しなければならない項目が多く、パンダ対策が非常に難しいからだ。
また、個々の学生ローンごとのマイルールのようなものもあるだろう。
実は、別ドメインでサブサイトを運営する場合、この「マイルール」がパンダ対策という観点から一番厄介な問題となるのだ。
マイルール故、パンダ対策で内容を変更するという事が非常に難しく、どうでも良い個人ブログなどとはわけが違うのだ。
ペンギンやパンダ等、Googleのペナルティはいついかなる時にやってくるかわからず、会社で持つECサイトは複数運営していた方がイザという時に対応しやすい。
だが、反面危険も伴うということも忘れてはならない。
複数運営し、万一全てが上位表示をしてしまった場合、それはそれでペナルティリスクが高くなるからである。
さらに、一つ内容に変更があった場合(例えばサービス内容の変更や、年末年始の営業案内等)、他のページも変更が必要となり、更新の手間が非常に複雑なものとなる。
手間が複雑になる分、ニスも多くなる事が想定されるところだ。
しかも、レスポンシブウェブデザインでない限り、ガラケーサイトやスマホサイトを個別に用意する必要もる。
そうなるとさらに更新作業も遅くならい手間取り、間違いも起こしやすくなる。
ビジネス用のECサイトは、普通はガラケー用とスマホ用サイトは別々に用意しているのが普通だ。
ただでさえ煩雑なサイト管理が、複数サイトの運営となると、様々な意味で危険を伴うのだ。
当サイトとはずいぶんとかけ離れた内容となってしまったが、一応学生ローンが今直面している問題として取り上げてみた次第である。